ドラマチック

靖子ちゃんのことがやっぱり大好きで、ぜんぶ預けてしまうくらいに生きてるんだけど、

 

「まだ疑ってる『好きの気持ち1秒前より1gでも減っちゃってたら 殺す』って目玉焼きと見つめ合う」

 

っていうハイパーかわいい歌詞があって、「ドラマチック私生活」っていうかわいいすきな曲があるんだけど、

 

「好きの気持ち」なんて疑えば疑うほど底がなくて、ほんとうはそこに実存しているのに見えない振りして自分にはわからないって顔して蓋をして逃げて、自分には何もないなんて思ってしまうのね、

 

女の子が彼氏の浮気を勘で当てるのは、ずっと常に「このひとは浮気するぞ」って思って探って、実際に証拠が出たときに「ほら!思ってた通り!」ってなるかららしい、

だから、恋愛は宗教なんだよ、

 

きっとあなたは大丈夫、信じられるって思って、気づいてないけどきっと盲目になって、なにがあっても2人なら大丈夫、みたいなかんじになるの、

その盲目さが恋愛への深度みたいな、どれくらい浸ってしまうか、みたいなこと、

それが深ければきっと真面目熱心な信者だし、でも実際は客観視も必要だからほどほどの信者でなければいけない、

 

そうやってきっとまた信じて思い込んだところで「ほら!裏切った!」って勝手に凹んで、向こうはそんなこと思ってないかもしれないのに、

人の折角の好意を仇で返すような真似を働いて、そこまで疑い深くならないでって悲しませてしまうかもしれない

 

ほんとうはね、ただのいい人なのに、ね

 

でも自分さえも信じることができないわけだから、そりゃ他人に全信頼を預けて信じることなんてできないよね、宗教じゃなきゃ

 

だから、わたしは靖子ちゃんのことを言わば宗教のように信じているし、(たまに駄目なところもあってそれもかわいいけれど)

勝手に都合よく救いを求める

そうして自分を保つ

 

じぶんを愛せなくちゃ他人を愛せない、は目を背けられない事実だけど、

こんな嫌いなじぶんでさえも受け入れてくれる他人を探してる、図々しさ全開で、

それがわたしなりに作れる事実だと、それをわたしなりの真実だと信じて

 

事実が積み重なってできるものが真実とは限らない、いつのまにか知らない感性が紛れ込んで真実がすこしズレることだってある、

わたしの渦巻く気持ちもそれに適応するかもしれない、なんて淡く夢を見て、そうだったらいいのにって、自分の信じるものが真実だったらじぶんの描く素敵な世界だと思って

 

だから、

恋愛という宗教が自分に「ほどほど」くらいでないと、深くハマって抜け出せなくなってしまうことがわかる、

そのためにも目をすこし覚ますことが大事ね、すこしだけ、じぶんを忘れないように

 

追記:

恋愛を重く捉えすぎなのよね、ウケる

re:re:loveをもとめている…